旦那様、奥様、そして幼い娘さんの3人家族のもとで飼われていた フレンチブルの男の子 Wasabiちゃん。Wasabiちゃんはご結婚前から奥様が飼っていらっしゃったワンちゃん。
(愛称はワッちゃ Wacha)
ある日、Wasabiちゃんが、旦那様と一緒にお散歩に出かけた途中、Wasabiちゃんは旦那様に気づかれることなくいなくなり、路外の池に飛び込んで亡くなってしまいました。😭 年齢はまだ4才。
飼い主さんご家族の心労と悲しみは誰もが想像できるほどです。そして何故急に家族の元を去ってしまったのか、どうしてもそれが聞きたくて、ローレン先生のもとをご家族が訪ねアニマルコミュニケーションをしてもらったのです。
****以下、コミュニケーションでの対話****
Lauren(以下L):あなたが突然死んでしまったことを受け止めきれない。どうして死んでしまったの?いったい何があったの?
Wacha(以下W):まず、僕がどれほどみんなに申し訳ない、って思っているか伝えたいんだ。僕が死んでしまったことで、みんながすごく苦しんでるんだよね。家族のみんなが大好き。みんなをつらくさせていることが悲しいよ。僕の死については、何が何やらでワケがわからないだろうね。
L:そうだね。
W:これはまさに「物語」なんだ。過去世、現世、そしてそれらをつなぐような物語なんだ。
君や君の家族の所に僕がやってきたのは、君たち家族を一緒にいさせるためだったんだよ。話しかけられる誰かがそこにいる、愛すべき誰かがそこにいるってこと。僕たちはこれまでずっと(Wachaいわく、前世から)友人同士で、長い間ずっと深い関係を保ち続けてきたんだ。でも君の生活の中から、何かが失われたことに僕が気がついて、僕がここにやってきたというワケなんだ。小さく、黒い天使・高尚な魂をもつ存在として、僕は幸せだったし、現世は本当に素晴らしかった。何ひとつ悪いことはなかったし!でも、僕の役目というのは、何かが自分の人生から失われてしまっていると感じているような人のために、つくすことなのさ。往々にして、そういう人は孤独で、何らかの意味で、傷ついている人々なんだ。彼らは自らの人生が空っぽであるかのように、自分のことを思っている。だから僕は彼らに喜びをもたらそうとしているのさ。
L:喜びをもたらす! あなた、それがとっても上手よね!
W:ありがとう。それが僕の役割でもあり、天職なんだよ。天職といってもいいぐらいさ。とにかく、僕は目的を持って君のもとにやってきたんだ。君がひどい人生だったというのではなく、ちょっと何かが足りてないってことで、僕がやって来たってわけ。で、娘さんのハナちゃんが生まれて、君の人生は素晴らしいものになった。
君と旦那様の間にハナちゃんが加わって、完璧な円になったのさ。もちろん、その輪の中に僕もいるよ! 「すべてが完璧!」と僕は大満足したんだ。
で、君も知っての通り、魂と魂の深いつながりはすごく強くて、ずっとそれは続くんだ。そう、僕と君との間にあるようなつながりのこと。転生を繰り返し、古くからの友人同士になった。
そして、僕にとっての君のような、魂の家族ともいえる別の友人が僕の助けを必要としているって感じるようになったんだ。とにかくひどいことになっていて助けを必要としているって。その友人は、生きる気力さえなくしかけている。ひどく落ち込んで今にも消え入りそうだ。 僕は君の人生を見つめ、パパさんやハナちゃんを見て、君の人生はもう完璧だ。僕がいなくなっても大丈夫だって。
だから、僕はその別の友人を助けるために、そっとここからいなくなったってわけさ。
L:なんだか、すごい話しね。
W:そうだね。もしかしたら、信じられないかもしれないけど。でも、僕や君、人間や動物は、死を選択すること、その逆にこの世に留まることの選択を何度もしてきたんだ。車にひかれそうになったり、通りでなんか変なもの食べちゃったりしてさ。人生なんてあっけなく終わっちゃうものなんだよ。
L: 本当にそうね。生と死は紙一重ってよくいうもの。
W:まさしく!肉体が水になっていく感じかなぁ。あっという間だし、痛みもない。病気や苦痛もない。
L:歩いて水の中に入っていったの?
W:うーん。確か水の中に何かが落ちてるのが見えて、それを目がけて走ったんだよ。水際に来た時に、「あ、生きることか死ぬことかの選択の時が来た」ってわかっちゃったんだ。ごめんね。僕を許してね。やっぱり行かなきゃならなかったんだ。この世でなすべきことを為したから、悲しいことなんてないんだ。
L:私たちはとても悲しい。あなたが大好きだし、いなくなって寂しい。私があの時あの場にいれば…私があなたを助けてあげられたら…と思ったの。
W:そうは思わないな。あれは、事故じゃなくて「選択」だったんだよ。
L:そうなんだ。 ねえねえ、どんな時が一番幸せだった?何が一番楽しかったの?
W: 家族みんなで散歩する時やナデナデしてもらっている時かなぁ。赤ん坊の泣き声はあんまり好きじゃなかったなぁ。でも、ハナちゃんがたてる音自体は好きだったなぁ。あと、ハナちゃんが産まれる前、僕を必要とする君と2人きりでいた時間は大好きだったなぁ。
L:ハナが生まれて、自分が相手にされていないって感じていたの?
W:違う違う!そういうことじゃないんだ。以前と同じようには、君が僕を必要としなくなったってことさ。
L:もっともっと、あなたと一緒にいたかったなぁ。またいつか一緒に過ごせる?
W:うん!過去世で一緒だったように、またどこかの未来で!でも現世ではないかな。正確に「いつ」っていうのはわからないけど。
L:その時が楽しみだなぁ。あなたにとって、私たちってどんな意味があったのかな?
W:言ったように、君は愛の輪、家族の輪を体現しているんだ。ママ、パパ、僕。そして赤ちゃん。ハナちゃんが生まれてそれが少し変化したんだ。悪くなったんじゃなくてすごくすごく良くなった。でもある意味ハナちゃんが来てくれたことで、僕がここに居続けて、みんなを手助けする役割から「解放」してくれたんだよ。
L:そうなんだね。あなたが私たちのもとに来てから、毎日がとっても楽しかった。しんどい時も、悲しい時も、一緒にいてくれたことありがとう!私にたくさんの「元気」をくれて、いろんなことを教えてくれたね。あなたは宝物!ずっと大好きよ。
W:もちろん。ずっと君は僕のことを好きでいてくれるだろうね。君が思うよりもずっとそれは本当なんだ。僕たちのつながりは永遠だし、ずっと続くものなんだ。今もなおそれは続いているんだよ。 本当に、悲しませてごめんね。でも、本当に必要としている誰かに、僕は愛を与えて手助けするんだ。それは僕がどうしてもしなければならないことだから。
L:あなたのその思い、尊敬する。でも、やっぱり寂しいな。
W:僕も寂しいよ。みんなが大好き。またいつか会おうね。
L:楽しみだなぁ。 じゃあね、ワッちゃん。
W:またね。
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hisa (水曜日, 07 6月 2023 00:11)
見た目だけでは分からない本当のお話は、心に響きました。
アニマルコミュニケーション出来るようになりたいです。